中2の夏に帰国予定。現地校に6年間在籍。女子。

いくつかの学校で編入試験を実施するようなので、それをトライしてみて、合格したらその学校に編入すべきか、そのまま公立中学校に編入して、高校受験を帰国子女枠でトライするかで迷っています。

第一に、ご希望の学校が編入試験を実施するかです。ご帰国後、東京にお住まいの場合は、受験可能校は多いでしょう。それでも、前年度と同じように募集するとは限らないのが、編入試験です。女子校では、桐朋女子は毎年実施します。目白学園も同様です。しかし、頌栄女子学院は、空きがある場合(学年)のみ実施ですので、実施しない年度もありますし、2004年度のように、1年生のみ実施という年もあります。

共学校では、啓明学園は随時実施です。渋谷教育学園渋谷、成蹊(1年は必ず実施)、お茶の水女子付属、玉川学園等は、空きがあった場合(学年)のみ実施です。たとえば、2004年度をみますと、お茶の水では1年生は男女とも数名の募集でしたが、2年生は男子のみ募集。玉川学園は1,2年生とも男女募集。また、渋谷、成蹊は1年生のみの募集でした。

つまり、ご帰国の年度に、ご希望の学校が編入試験を実施するかが一番のポイントです。付け加えますと、大学付属校に関しては、ほとんど編入試験を実施しません(成蹊国際学級を除く)。まれに、立教女学院、白百合等が定員に空きが出た場合実施します。まめなチェックが必要です。

公立中学にも、帰国子女受け入れ校がありますが、地元の学校よりそういう学校の方が受け入れ体制がしっかりしているのでしょうか?端的に言いますと、受け入れ校のほうが、帰国生がなじみやすい雰囲気なのでしょうか?あるいは、帰国生になんらかの特別なケアーがあるのでしょうか?また、学区内でなくとも受け入れてもらえるのでしょうか?

地元の中学校との違いは、次のようなところです。帰国生の数が多い。帰国生の進路指導をできる先生がいる可能性がある。土曜日などに補習をしてくれる学校がある。また、学区外からの編入に関しては、直接学校とご相談ください。

次に、そういう学校が馴染みやすいかどうかという質問には、答えにくいところがあります。過去いろいろな生徒を見てきていますが、わざわざ学区外から受け入れ校に通ったものの、うまくやっていくのに大分時間がかかった人もおりました。

また、1年前まで帰国生に詳しい先生がいらっしゃったのに、自分が編入したときには転任されていたなどいろいろです。

悩んでいる理由の一つは、高校進学のことです。中2の夏に帰国予定ですので、受験までには帰国後1年半となります。そうすると帰国子女枠で受験できなくなる学校がたくさんあるのではないでしょうか?そうすると、編入してしまった方がいいような気がするのですが?

確かに、帰国後1年半となりますと、帰国子女枠で受験できなくなる受け入れ校も出てきます。ただ、そういう学校ほど付属校が多いのです。さきほど申しましたように、付属校の多くは編入試験も実施しませんので、残念ながらどちらでもチャンスはないということです。

しかしながら、帰国子女枠で受験可能な学校はまだたくさんあります。付属校も含まれます。具体的には、ICU,都立国際、学芸大大泉、桐朋女子、青山学院、慶應藤沢、渋谷教育学園幕張、啓明学園等々です。今、挙げた学校は、現地校やインター出身の人が受けやすいと思える学校です。

個人的意見ですが、特に、希望の学校が編入試験を実施していない場合は、高校受験のほうが選択肢がたくさんあり、また、その中には魅力的な学校もありますので、高校受験のほうを薦めます。

よく分かってきました。ただ、高校入試では内申点が見られると聞いていますが、その点はどうなのでしょうか?理科・社会・数学など、まったく自信がありません。

その不安は良く分かります。学校生活を前向きにがんばってほしいと思います。勉強も、それ以外の面も、初めはできなくて当たり前。そこからどれだけ前向きな姿勢で臨めるかでしょう。はっきり言って、通知表を4と5で揃えなくてはなどと考える必要はまったくありません。

上に挙げた学校は、帰国生に理解のある学校です。国内中学の成績だけで合否を決めるようなことはしません。海外の学校の成績表も十分評価しくれるでしょうし、英語力も評価対象になるでしょう。また、作文や面接であなた自身を見てくれたりします。もちろん良い成績を取るにこしたことはありませんが、現実にはなかなか難しいことです。

でも、前向きな姿勢で生活できれば、いいことがあると思いますよ。