聞かせてください!道標はあります!
LEOは、これまで様々な学生と出会ってきました。お父様の海外赴任のため、物心ついた頃から海外で過ごし、日本での教育経験がほとんどない生徒。あるいは、急な帰国で小学・中学・高校の半ばで帰国した生徒。帰国後、編入した学校になかなか馴染めない生徒。帰国時期により、一般生とほとんど同じ条件で受験に臨む生徒。このような不安やプレッシャーを抱えた学生と接してきました。
学生と同様に、保護者の方々の不安や悩みも痛感しています。日本の学校生活に慣れるだろうか、途上国に赴任となったが教育環境はいかがなものだろうか、年齢からして英語・日本語とも中途半端になってしまわないだろうか等々、数え上げたらきりがないほどです。
とは言うものの、帰国生の逞しさもたくさん見てきました。異なる環境下で生き抜いていく術を身につけている人もたくさんいます。それは、単に語学力を身につけたというだけではなく、多民族・多文化の中で生きる生活力を備えている人を、年齢に関係なく見てきました。こうした人たちが、将来、また世界に出て行って活躍していける力に少しでも貢献したいと思っています。その良さを潰すのではなく、さらに育て、周りにも良い影響を与えてほしいと願ってLEOを続けています。
実際、LEOには、それぞれに特異な経験をしてきた学生が集まり、それぞれに互いの不安や悩みを敏感に感じ合いつつ、それぞれの良さを理解しながら互いに切磋琢磨する環境があると思います。
受験に関して言えば、英語力は大きな武器です。ただ、帰国生と一言で言いましても、帰国後もう大分年月が経ってしまった人もいれば、滞在年数が少なかった人もおり、また、英語が第一言語といっていい人(日本語があやしい人)もいます。英語力をどう伸ばすか、あるいは、英語力を受験にどう生かすか等々については、それなりの経験と実績があります。
近年、大学入試は大きく変わってきています。帰国子女入試でなくても、9月から12月にかけて、様々な入試が実施されています。また、小6生で帰国しても、海外就学経験者入試を受験できる場合もあります。早稲田大学国際教養学部のAO入試は英語のみで受験可能です。この学部は入学後も英語で授業が行われ、1年間の留学がカリキュラムに組み込まれています。こちらには、LEOの卒業生が多数進学しています。さらに、早稲田大学文化構想学部のJCulpや、立教大学のGLAPは、英語で単位を取得し卒業するプロブラムです。こちらにも、LEO生が在籍しています。また、慶應SFCの一般入試は英語と小論文で受験可能です。これを知って驚かれる人も多いのではないでしょうか。また、LEOには、ごく少数ですが一般生も在籍しています。もちろん英語が好きな人たちです。帰国生の英語力にはびっくりしていますが、中には帰国生が感心する生徒もいるのです。
自分自身がどういう特徴を持っているか、どういう能力を有しているかを客観的に見つめることが大切です。でも、これはなかなか難しいことです。また、正しい情報を入手し、それを冷静に分析すること。これも意外に簡単ではありません。生徒側からすると、どうしても、都合の悪い側面からは目をそむけたくなるものです。親の側は、どうしても古い価値観・固定観念をぬぐい去れないようです。自分の能力・適性・希望を受験にどう反映していくかはとても大事なポイントです。とても失礼な言い方になってしまいますが、自分の経験からいっても、親が子供を冷静に、そして客観的に見るのは難しいようです。ちょっと違うのではないかと思う方向に向かっていらっしゃる保護者もたくさんいらっしゃいます(私も含めてです)。
『こうすれば、絶対に合格する!』というものはありません。まずは努力なくしての成功はありませんが、特にLEOに来る人は『十人十色』、いや、『百人百色』と言ってもいいほどです。さらに、入試方式もますます多様化している中で、どういう選択をすべきか、どういう方向に向かうべきなのかを決定するのは難題です。LEOでは、その経験もふまえて一人一人に合った道を提示できるよう努力します。その道の向こうにある目標に到達できるよう各講座を開設しています。是非、LEOにご相談ください。
LEOの授業の柱は、次の3点です。第一は、ある時期に帰国し、現在は日本の高校に在籍している人のための大学進学指導です。高校に途中編入した人、高校受験時に帰国した人、小学生の時に帰国した人等々、一口に帰国生と言っても多様です。ただ、現在の大学入試において英語が極めて重要なことは、LEOの毎年の結果を見ましても明らかです。大学側が、英語力のある生徒を望んでいるのです。ですから、いつ帰国したというよりも、英語力を付けて(それも、他と明らかな差をつけられる実力)、大学受験に臨んでもらうことを第一に考えています。しかし、英語だけで受験可能な大学は数えるほどしかありません。LEOが大事に思っているのは、日本語力のアップです。現代文の読解力、語彙力、新聞の読み取り能力等の向上、そして、最後に、小論文を書く力を付けることを求めています。これは、大学に進学してから、さらには、社会に出たときに役立つことだと考えています。
第二は、帰国子女受験への対応です(中学・高校・大学)。受験時に帰国した人、および、帰国子女入試に受験資格のある人は、当然、この入試に臨むことでしょう。なぜなら、今では魅力的な学校の多くが帰国子女入試を実施しているのですから。特に、首都圏にお住まいの人でしたら、何校も受験可能な状態ですし、現地校やインターナショナル校出身者に対して理解のある学校も多いからです。LEOには、現地滞在中は、現地校やインターナショナル校での生活をエンジョイしてきた人たちが在籍しています。よって、現地で得てきたものを考慮した選考をする学校を受験するようお薦めしています。受け入れ校の中には、結局は日本基準の学力優秀者を受け入れたいという学校も数多くあります。学校の名前だけで受験校を決定することは危険です。中学受験でも、試験科目に英語を含み、さらには、作文や面接で本人の良さを評価しようという学校もあります(①)。高校や大学では、現地校の成績や統一試験を最重視して選考してくれる学校もあります(②)。また、現地での成績も評価するが、入学後は、一般生とともに勉強していくわけですから、基本レベルの学力は必要であり、それを筆記試験で試す学校もあります(③)。LEOでは、もちろん①②タイプの学校の受験をお薦めしますが、③タイプの学校の入試をクリアーしてもらうよう授業を展開しています。入学後は日本の学校での勉強がスタートするわけですから、それは当然のことと言えるでしょう。
第三は、帰国後の英語力保持・向上のための授業です。みなさん、それぞれ帰国時期が異なります。また、同じ家族でも兄弟姉妹で帰国時の年齢、学年が異なるわけです。例えば、一番上は高校受験時に帰国しICU高校に入学できたが、一番下は、小学4年生での帰国で地元の小学校に編入したというようなケースは多いでしょう。そうすると下の子の英語をどう維持したらいいだろうかといった問題が出てきます。また、中学途中での帰国となり、まずは地元の公立中学に編入したということもよくあるケースです。その場合は、高校受験を考えても英語力を落としたくはありません(書類選考などで英語力等を見られるためです)。さらに、前述しましたように、今の大学受験は英語力がものをいいますので、英語力を維持または向上させたいわけです。LEOでは、目標を持って英語を勉強していただくことを薦めています。また、各受験を考えますと、資格試験で良い結果を出すことがベストと考えており、それに向けたコースを開設しています。
帰国生といってもそれぞれです。LEOでは、できる限り個々にあった受験なり、学校選択なりができるよう進言していきたいと願っております。現在まで本当に多くの帰国生を見てきました。いろいろな悩みをお聞きしてきました。一緒に苦労していろいろなハードルをクリアーしてきました。これからも帰国生とその保護者のよき相談相手になっていきたいと思っています。是非、LEOを信頼して訪れてください。信頼いただいた人ほど良い結果が出ていると確信しております。
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