早いもので、来年は大学受験です。高2の2学期以降に日本の高校に編入学した場合は、大学入試を帰国子女枠で受験できると聞きました。私の場合は、高1の2学期から在籍していますので、一般受験と考えたほうがいいでしょうか?志望は法学部や政治経済学部です。
確かに、高2の2学期以降に編入した場合ほど多くの大学で帰国子女枠入試が使えるわけではありません。が、あなたのケースでも幾つかの大学で、帰国子女枠入試を利用できます。具体的に言いますと、青山学院大学法学部(10月)、上智大学全学部(1月)、ICU(2月)です。
この3校はぜひ受けたいと思います。それ以外は一般入試となるのでしょうか?何か他に選択肢はありませんか?一般入試と帰国子女枠入試では試験科目が違うと思いますので、受験準備の仕方が変わってくると思うのですが。
最近は、様々な試験が実施されています。中央大学法学部で「英語運用能力優秀者」入試という試験が実施されます(10月)。一定レベルの英語力がある人のみを募集します。試験科目は英語と現代文です。
早稲田大学政治経済学部のAO入試(11月)を受けてみてもいいのではないでしょうか。試験科目は、英語と、日本語小論文です。また、早稲田大学国際教養学部にもAO入試があります。こちらは英語のみです。
分かりました。早い時期にチャンスがあるわけですね。慶應義塾大学にはそのような試験はないのでしょうか?
慶應義塾大学総合政策学部・環境情報学部がAO入試を実施しています。この試験は書類審査が第一次試験となりますので、書類上でかなりアピールできるものがなければなりません。
ただ、この両学部は一般入試を英語と日本語小論文で受験できます。LEOでは、過去、AO入試よりもこの一般入試での合格者がたくさん出ています。
一般入試でも2科目で受験できるのですか?
はい、そうです。中央大学総合政策学部の一般入試も英語と現代文です。また、青山学院大学の経済学部には、英語のみで受験可能な試験方式があります(C方式)。
また、青山学院大学国際政治経済学部B方式は英語と国語Ⅰ・Ⅱ(漢文を除く)で受験可能です。
慶應義塾大学法学部はどうでしょうか。
慶應義塾大学は文 / 法B / 経B / 商Bは英語・日本語小論文・地歴の3科目入試となります。つまり、社会を勉強しておく必要があります。
帰国子女枠入試、AO入試、特別入試、一般入試を含めて考えても、無駄なく受験準備ができることが分かりました。受験作戦を立ててみます。
頑張ってください!