【英語エッセイ・長文クラスから気づくこと】parallel structure を意識しよう

【英語エッセイ・長文クラスから気づくこと】parallel structure を意識しよう

 

日本の学校では、文法についてはかなり細かく勉強すると思いますが、あまり、parallel structure については習っていない様子です。

and, or, but, so などは、coordinate conjunction と呼ばれる接続詞で、同じタイプのstructure を繋ぐという特徴があります。

つまり、次のような繋ぎ方は誤りになります。
On the weekend, I like playing tennis, hiking, and to take my dog for walks. 
このように書いてはいけないと言うことです。もちろん、最後は、taking my dog for walks と書くべきですね。

次のように、clause と clause を繋ぐ場合も同様です。
For centuries, scientists have sought to discover when the universe was created and what began the evolutionary process. 
‘discover’ の object のところに、whenで始まるclause と what で始まるclause を繋いでいます。

次の2つの文の間違いが分かりますか?
1 Jute is a glossy fiber that is strong, does not easily stretch, and inexpensive. 
2 Paper may contain vegetable, minerals, or man-made fibers. 

どうでしょうか。1は、最後の部分を is inexpensive と書くべきです。and が何を繋いでいるかを確認してください。’that’ という関係代名詞に続く形を繋いでいますね。’is strong’ そして、’does not stretch’ ときていますから、最後も、’is inexpensive’ と表現すべきなのです。
では、2はどうでしょうか。これは、’fibers’ を修飾する形を繋いでいます。
よって、’vegetable fibers’ ‘mineral fibers’ ‘man-made fibers’ となるはずです。‘minerals’ ではまずいのです。

parallel structure を正しく使えるととてもよみやすい英文を書けます。また、英文を読んでいると、とても長いセンテンスを書く人がいますが、このparallel structureを意識できると、この’and’ は、このclause とこの clause を繋いでいるのだということを見抜けて、正しくそのセンテンスを読み取ることもできますよ。

これからは、是非、このparallel structureを意識するようにしてみてください。

##お知らせ #英語エッセイ #英語長文 #LEO #帰国生

 

#leo21web

元記事:コチラ