ご挨拶


吉澤 正之
(国際基督教大学卒 指導歴30年 英語担当)

30年間帰国生と付き合ってきて思うことは、海外生活を通して、ある人はとても苦労して、またある人は自然のうちに得てきたものが必ずあるということです。そして、帰国後、今度は日本社会や文化に適応し、そこからまた大切なものを吸収しているはずです。

LEO Webサイトただ全く同化しきれないところもあるのではないでしょうか。それは、それでとても大切なことだと思います。LEOは小さな塾ですが、私たちスタッフは全員帰国生を理解できると信じています。そして、あなたたちが海外生活で得たものを誇りに思い、それを他の人に伝えたり、将来の仕事に役立ててもらいたいと願っています。小さい塾なのでたくさんのことはできません。

私たちは、あなたたちが英語をさらに鍛え、正しい日本語を学び、どちらの言語でも自分の経験を他の人に伝えることができるようになってもらいたい。そして、日本の社会で又は異国の社会でその経験や技術を生かして、仕事が出来る人になってもらいたい。そのためには少しでも役に立つことができたらいいなと思っています。LEOはこのような塾です。

LEOの趣旨

海外在住中の皆様は、現地でのお子様の学校生活と、帰国後の受験について、常に気をお遣いのことと存じます。日本とは全く異なる環境のもとで、全く異なる教育を受けるということは、お子様はもちろん、ご父母の方々の不安や心配は大変なものとお察し申し上げます。そして、お子様がすっかり現地の学校に溶け込み、現地の言葉や文化を吸収し、伸び伸びと成長なさった頃、今度は帰国後の日本での教育に対応していく用意をしなくてはなりません。
また帰国後には、お子様が現地で吸収してきた良いところを、どのように伸ばしてやれるのか。伸ばせる環境はどこにあるのだろうか、お迷いになる方も多いのではないでしょうか。

LEOは、海外に教室を展開しているわけではありません。よって、私たちは皆さんが帰国してから何ができるだろうかと常に考えてまいりました。生徒自身や、それ以上にご父母の方々の声を参考にさせて頂き、次の結論に達しました。

 1. 帰国直後の受験指導
 2. 帰国後の英語力維持と向上
 3. 国内の学校に編入学した人たちの大学受験指導
    (日本語小論文・英語)

帰国してすぐの皆様のご心配は、なんと言っても受験です。帰国子女枠受験について言えば、受入校の増加、受験科目等での配慮で、一昔前と比べれば、大分受けやすくなったことは間違いありません。それでも全員が希望する学校に進学できるわけではありません。

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無論、そこには競争が生じます。ただ、どこの学校がお子様に適しているだろうか、という選択の余地が増えているのは事実です。しかし、日本を離れていますとその辺のところの情報を正しくキャッチすることは簡単なことではありませんし、ともすると、歪曲した情報や、ご自分が持つイメージだけで学校選択をしてしまうことも少なくありません。そのため、適切なアドバイスと志望校に合った学習が求められます。

また、進学後は、英語の維持・向上に頭を悩ませる方がたくさんいらっしゃいます。限られた学校に進学した人以外は、進学先での英語教育に満足していません。実際、英語圏の国々やインターナショナルスクール等で英語で教育を受けてきた人を満足させる授業を提供することは容易ではありません。
しかし当人やご父母からすれば、折角苦労して習得してきた英語力を無駄にしたくないというのは、切実な願いです。特に、近年の就職難にあって、英語力を伸ばすことが、必要不可欠だと認識されていることは言うまでもありません。

そのような方々のニーズを満たすために、当塾LEOは設立されました。帰国後の勉強は、帰国生の状況・背景をよく理解している我々LEOにお任せください。

LEO代表 吉澤正之